My Story
高校生の頃から、女性の自由な生き方に興味があり、どうやったら女性が1人の人間として自立できるのかをテーマに弁論大会に出場していました。 社会人3年目の25歳で起業。その直後に結婚を考えましたが、身長が171㎝であるために自身の結婚式で着るウエディングドレスがどのドレスショップでも、フィットしませんでした。そのため、最終的に自分で作ったことがきっかけで、思い通りのウエディングドレスを見つけることが出来ない花嫁のためにオートクチュールでウエディングドレスを作るデザイナーとして、ドレスショップをオープンすることを決意しました。

‘美しさには訳がある’花嫁を美しく見せるドレスのシルエットにこだわり続けた結果、世界の4大ミスコンテストである、ミス・インターナショナル、ミス・ユニバース、ミス・ワールド、ミス・アースのコンテスタントの衣裳づくり等に関り、日本代表の衣裳制作を通して、デザイナーとして数々のメダルを獲得しました。また、ミスコンテストは単なる女性の美しさだけでなく、世界親善や、社会貢献をテーマにしています。その活動を通して、自身がずっと拘っていた女性の自立した生き方、夢の実現についての思いをもっと自由に表現して行きたい気持ちが強くなり、アート制作という方法にたどり着きました。
私のアートは‘言葉’から始まります。作品以前に伝えたい‘言葉’があり、それをアート作品に転化させて行きます。私の作品が語る‘言葉’を目で読み解いて欲しい。そして、見た人がその人の‘言葉’で誰かに伝えて欲しい。作品から発せられた‘言葉’に触れることで、世界が少しでも優しく、良い場所に変わっていくことを願って、作り続けています。

桜は日本の象徴的な花であり、古くから日本人の心を捉えてきました。
桜は日本の美意識や精神文化にも深く関り、桜の花の美しさは儚さを象徴でもあり、人生の短さや変化の中での美しさを示すとされています。
そのため、日本の季節の移ろいや自然の美しさを象徴する存在として、多くの詩や和歌、絵画の世界にも描かれてきました。桜は日本人にとって単なる花ではなく、豊かな文化や歴史、精神的な意味を持つ存在として大切にされています。
日本人にとって出会いや別れの季節でもある春に咲き誇る桜のイメージは、様々な思い出と交差して、深く感情に結びついています。
また、大学の合格を知らせる文言に“サクラサク”が使われていた時期があり、そのことから、勝利のイメージともリンクしています。
そのような存在である、桜のアート作品の殆んどは、具象表現で描かれていることが多く、西村有紀子が描く、コンテンポラリーアートとしての抽象表現の作品は、世界でも希少性が高いものとなっています。
西村有紀子の“桜サク…”シリーズは一人一人の心の中に咲く桜の思い出に深く語り掛けます。


















主な展覧会
2015年
第57回 全国書道展 金賞受賞
2016年
日本•フランス現代美術世界展、国立新美術館
2017年
2018年
銀座ホワイトストーンギャラリー新館にて個展GIFT開催
2019年
グループ展 新素材主義 ホワイトストーンギャラリー新館
アートフェア成都 ホワイトストーンギャラリーブース、中国
2021年
銀座吉井画廊にて古代文字 西村有紀子展 個展開催
2022年
A-YOTSUYA に3DCG作品個展 Unlimited 開催
2023年
グランドプリンスホテル高輪にて 個展 桜 開催
Dress designer
ウエディングの世界へ足を踏み入れたきっかけ、それは私自身が着るドレスを探すためでした。結婚式の日取りが決まり、いざ、理想のウエディングドレスを探そうとしたところ、高身長である私にはフィットするドレスがほとんどありませんでした。ウエディングドレスのオーダーメイドを依頼することも考えましたが、当時の私には費用が高すぎました。そこで私は、自分自身でドレスを作ることにしたのです。
そのことがきっかけとなり、「私がなかなかドレスを見けらなかったのだから、標準的でない体型で、同じように納得のいくドレスを見つけられず困っている女性がたくさんいるに違いない」と思い、その多くの女性たちの助けになるようなドレスデザイナーになることに決めたのです。

デザイナーのウェブサイトはこちら:

観自在. Mixed media. 2019年.
"俯瞰して見れば、心は自由"
E=mc2. Mixed media. 2018年.
"エネルギーの変換"
